箱根駅伝2026のコース詳細と交通規制について、初めて調べる人にもわかるようにまとめました。車や電車への影響、当日の注意点まで順番に解説します。
箱根駅伝のコースって、どこを走るの?
箱根駅伝と聞くとテレビで見るイメージはあるけれど、「実際にどこを走っているのか」は意外と曖昧な人が多いと思います。私も最初は「東京から箱根まで走るらしい」くらいの理解でした。
でも調べてみると、コースはとてもシンプルです。スタートは東京・大手町。そこから国道1号線を中心に、横浜、戸塚、小田原を通って箱根・芦ノ湖まで向かいます。往復で同じ道を使うので、「この道、見たことあるかも」と感じる人も多いはずです。

特別な山道だけを走るわけではなく、普段は車が普通に走っている道路が舞台なんですね。
だからこそ交通規制が必要になるし、観戦場所を考えるときも「自分の知っている道かどうか」が大きなヒントになります。
まずは「国道1号線がメイン」と覚えておくだけでも、全体像がぐっとつかみやすくなります。
1区
1区は21.3km。ほぼ平坦なコースですが、わずかな上り下りがありレースを左右する重要区間です。
| 時間 | 場所 |
|---|---|
| 8:00 | 読売新聞社前 |
| 8:08 | 芝郵便局前 |
| 8:21 | 品川駅前 |
| 約7.5km地点 | 新八ツ山橋 |
| 8:44 | 京急蒲田踏切跡 |
| 8:53 | 六郷橋 |
| 9:01 | 鶴見中継所 |
2026年大会で区間新記録が更新されました!
青木 瑠郁さん(國學院大)が1時間00分28秒で区間1位、2位藤田 大智さん(中央大)も1時間00分37秒で今までの区間新記録だった1時間00分40秒を更新しました!
2区
花の2区は23.1Km。今回はごぼう抜きはあるのでしょうか!
| 時間 | 場所 |
|---|---|
| 9:01 | 鶴見中継所 |
| 9:18 | 神奈川区新町歩道橋 |
| 横浜駅前 | |
| 9:34 | 保土ヶ谷駅前 |
| 9:41 | 権太坂上信号 |
| 9:55 | 不動坂交差点 |
| 20km地点 | 戸塚の壁 |
| 10:07 | 戸塚中継所 |
20km地点から1km上り1km下ってまた上るという約3kmの壁が待っているハードな区間。歴代ベストタイムは2021年に東京国際大のイエゴン・ビンセントさんが出した1時間5分49秒でしたが、これも2026年大会で区間新記録が誕生!V.キムタイ(城西大)さんが1時間05分09秒というタイムを出しました。
3区
3区は21.4km。景色がとても良いコースですが、天候次第では選手にとっては苦しくなることも。
| 時間 | 場所 |
|---|---|
| 10:07 | 戸塚中継所 |
| 遊行寺坂 | |
| 10:24 | 藤沢橋交差点 |
| 10:30 | 藤沢警察署前 |
| 10:42 | 浜須賀歩道橋 |
| 10:58 | 湘南大橋 |
| 11:09 | 平塚中継所 |
遊行寺坂は急な下りで、終わったと思ったら距離が短いが上り坂もあります。前半が脚に来るコース。歴代ベストタイムは2020年に東京国際大のイエゴン・ビンセントさんが出した59分25秒。
4区
4区は20.9km。アップダウンの起伏が連続するコースで「準エース区間」と呼ばれているほど難題コースです。
| 時間 | 場所 |
|---|---|
| 11:09 | 平塚中継所 |
| 大磯駅入口歩道橋 | |
| 11:23 | 大磯警察署前 |
| 9km過ぎ | 押切坂 |
| 11:44 | 国府津駅前 |
| 11:53 | 連歌橋交差点 |
| 箱根登山鉄道ガード | |
| 12:10 | 小田原中継所 |
歴代ベストタイムは2023年に東京国際大のイエゴン・ビンセントさんが出した1時間ジャスト。2~3位も1時間30秒と35秒と僅差です。
5区(往路ゴール)
5区は20.8km。箱根駅伝で最も過酷と言われる区間で、高低差は800m以上。「山の神」が生まれる区間です。
| 時間 | 場所 |
|---|---|
| 12:10 | 小田原中継所 |
| 12:20 | 箱根湯本駅前 |
| 函嶺洞門 | |
| 12:32 | 大平台 |
| 9km付近 | 宮ノ下 |
| 12:50 | 箱根小涌園前 |
| 13:05 | 芦之湯 |
| 16km付近 | 国道1号最高地点 |
| 13:21 | 芦ノ湖 |
往路のゴールとなる芦ノ湖までの20.8km。勾配のキツイこの区間の歴代ベストタイムは2023年に城西大の山本唯翔さんが出した1時間10分4秒でしたが、2026年大会で新・山の神が誕生しました!黒田 朝日(青山学院大)さんが1時間07分16秒で驚異的な走りを見せて大逆転!
6区
復路のスタートとなる6区は20.8km。
| 時間 | 場所 |
|---|---|
| 8:00 | 芦ノ湖 |
| 箱根神社大鳥居 | |
| 4.5km付近 | 国道1号最高地点 |
| 8:15 | 芦之湯 |
| 8:26 | 箱根小涌園前 |
| 8:37 | 大平台 |
| 17km付近 | 函嶺洞門 |
| 8:48 | 箱根湯本駅前 |
| 8:57 | 小田原中継所 |
歴代ベストタイムは2020年に東海大の館沢亨次さんが出した57分17秒。2~3位も57分34秒・36秒と僅差。4年越しの更新はあるのでしょうか!
7区
7区は21.3km。気温差が激しくなるのが7区の難しさ。国府津駅前の前、8km付近から本格的な上り下りが始まります。
| 時間 | 場所 |
|---|---|
| 8:57 | 小田原中継所 |
| 9:15 | 連歌橋交差点 |
| 9:25 | 国府津駅前 |
| 押切坂 | |
| 9:44 | 大磯警察署前 |
| 18km過ぎ | 東海道松並木 |
| 9:55 | 大磯駅入口歩道橋 |
| 10:00 | 平塚中継所 |
歴代ベストタイムは2020年に明大の阿部弘輝さんが出した1時間1分40秒。2~3位は1時間2分台の前半です。
8区
8区は21.4km。8区あたりから、繰り上げスタートも起こりうる可能性が出てきます。
| 時間 | 場所 |
|---|---|
| 10:00 | 平塚中継所 |
| 10:10 | 湘南大橋 |
| 10:28 | 浜須賀歩道橋 |
| 10:40 | 藤沢警察署前 |
| 10:46 | 藤沢橋交差点 |
| 11:04 | 戸塚中継所 |
歴代ベストタイムは2019年に東海大の小松陽平さんが出した1時間3分49秒。2~3位も2021年と1997年に出された記録で、近年では記録更新は出ていない難しいコースです。
9区
9区は23.1km。花の2区を逆走する復路のエース級が競う区間。
| 時間 | 場所 |
|---|---|
| 11:04 | 戸塚中継所 |
| 戸塚の壁 | |
| 11:15 | 不動坂交差点 |
| 11:29 | 権太坂上信号 |
| 11:38 | 保土ヶ谷駅前 |
| 14km付近 | みなとみらい 横浜駅 |
| 11:56 | 神奈川区新町歩道橋 |
| 12:13 | 鶴見中継所 |
歴代ベストタイムは2022年に青学大の中村唯翔さんが出した1時間7分15秒。ちなみに歴代2位も青学大で、2023年に岸本大紀さんが1時間7分27秒を出しています。
10区(復路ゴール)
最終10区は23km。順位やシード権など重圧ものしかかる最終区です。
| 時間 | 場所 |
|---|---|
| 12:13 | 鶴見中継所 |
| 12:22 | 六郷橋 |
| 12:30 | 京急蒲田踏切跡 |
| 12km過ぎ | 新八ツ山橋 |
| 12:53 | 品川駅前 |
| 13:01 | 田町駅前 |
| 13:18 | 日本橋 |
| 13:21 | 読売新聞社前 |
交通規制はいつから始まって、どれくらい続くの?
一番不安に感じやすいのが、交通規制の時間だと思います。「朝からずっと動けないの?」「何時間も家に帰れない?」と心配になりますよね。実際は、ずっと一日中止まるわけではありません。
交通規制は選手が通過する前後の時間だけ、区間ごとに行われます。たとえば朝8時ごろから規制が始まり、選手が通り過ぎて30分〜1時間ほどすると解除される場所が多いです。

場所によって時間は前後しますが、「丸一日動けない」ということはほとんどありません。私も以前、規制が怖くて外出を避けたことがありましたが、あとで調べたら「もう解除されてたじゃん…」と拍子抜けしました。事前にだいたいの時間帯を知っておくだけで、無駄に不安になることは減ります。
車は本当にまったく動けなくなるの?
「交通規制=完全に車が使えない」と思ってしまいがちですが、これも半分くらいは誤解です。確かにコース上の道路は通れません。でも、一本裏の道や別ルートを使えば、意外と動けるケースも多いです。ただし、慣れていないと迷いやすいのが正直なところ。ナビを使っても「この道もダメなの?」と戸惑うことがあります。
私が感じたのは、無理に車で動こうとするとストレスが増えるということ。どうしても必要な用事があるなら、早めに出るか、時間をずらすのがいちばん楽でした。「絶対に車が出せない日」と思い込まず、「一部の道が使いにくい日」くらいに考えておくと、気持ちがだいぶ軽くなります。
電車やバスは普段通り使える?
車がダメなら電車やバスはどうなのか、ここも気になりますよね。結論から言うと、電車はほぼ普段通り使えます。箱根駅伝は道路を使う大会なので、線路には影響が出にくいんです。ただし、駅周辺は人が多くなりがちで、改札やホームが混雑することはあります。
バスについては、少し注意が必要です。コースと重なる路線は、運休や大きな迂回が行われることがあります。私も「いつものバスに乗ろう」と思ってバス停に行ったら、運休のお知らせが貼ってあって焦った経験があります。電車はOK、バスは事前確認。このくらい覚えておくと安心です。
観戦したいけど、どこで見ればいい?
初めて観戦する人が悩むのが場所選びです。有名なポイントはテレビでよく映るので憧れますが、その分とにかく混みます。実際に行ってみて感じたのは、「有名じゃない場所のほうが見やすい」ということでした。駅から少し離れた直線道路や、歩道が広い場所は意外と快適です。選手との距離も近く、「走る音」や「応援の空気」をしっかり感じられます。無理に有名スポットを狙わず、「行きやすさ」と「帰りやすさ」を優先すると、満足度は高くなります。
観戦に行ったあと、ちゃんと帰れる?
「行きはいいけど、帰れなくなったらどうしよう」という不安、すごくわかります。実際は、選手が通過してしばらくすると規制は解除されます。ただ、人の流れが一気に動くので、駅や道路は混雑しがちです。私は一度、すぐ帰ろうとして駅で長蛇の列に並ぶことになりました。それ以来、「少し時間をずらす」ようにしています。近くでお茶をしたり、コンビニで休憩したりするだけで、帰りはかなり楽になります。焦らず、余裕を持つのがコツです。
事前に何をチェックしておけば安心?
一番大事なのは、「自分の生活圏がコースにかかっているか」を知ることです。公式サイトや自治体のページを見ると、だいたいの地図と時間帯が載っています。全部を細かく覚える必要はありません。「この時間帯はこの道が使いにくい」くらいで十分です。私も最初は情報が多すぎて混乱しましたが、必要なのは自分に関係ある部分だけでした。全部理解しようとしないことが、逆に安心につながります。
当日は外出しない方がいいの?
必ずしもそうではありません。確かに動きにくい時間帯はありますが、それを避ければ普通に過ごせます。むしろ「箱根駅伝の日だからこそ、家でゆっくり見る」と決める人も多いです。外出するにしても、午前中を避ける、目的地を一つに絞るなど、少し工夫するだけでストレスは減ります。「出かけちゃダメな日」ではなく、「計画が大事な日」と考えると気が楽になります。
地元じゃない人が気をつけることは?
観光や帰省でたまたま重なった人は、情報が少なくて不安になりがちです。そんなときは、駅やホテルにある案内を見るだけでも助けになります。現地ではスタッフや警察の人が多く配置されているので、聞けばちゃんと教えてくれます。私も道に迷ったとき、声をかけたらすごく丁寧に説明してもらえました。一人で抱え込まず、頼って大丈夫です。
不安を知っていれば、箱根駅伝はもっと楽しめる
箱根駅伝は、事前に何も知らないと「動けない」「混む」「大変そう」という印象が強くなります。でも、ポイントを知っていれば、そこまで怖いものではありません。私自身、最初は避けていましたが、今では「年始の風物詩」として楽しめるようになりました。不安は、知らないことから生まれます。少し知っておくだけで、当日の気持ちは驚くほど楽になります。
まとめ
箱根駅伝は大きなイベントですが、事前にコースと交通規制のポイントを知っておけば、必要以上に不安になることはありません。規制は一日中ではなく場所ごとに行われ、電車はほぼ通常通り使えます。車移動や観戦を予定している場合も、時間をずらすだけで対応できることがほとんどです。少し準備しておくだけで、当日は落ち着いて箱根駅伝を楽しめます。


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